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Travel Advisory

スペイン・トレド県の高速鉄道衝突事故

11月2日時点の最新情報

11月2日 更新

変化なしマドリード〜アンダルシア間の高速鉄道は止まったままで、グラナダの市内やアルハンブラ宮殿に影響が出たとの発表もありません。

  1. 10月31日〜11月3日 臨時バスの時刻が公表

    レンフェはマドリード(アトーチャ)とシウダー・レアル、プエルトリャノを結ぶ臨時バスの時刻を公表しました。マドリード発は1日8便です。時刻はレンフェの公式サイト・駅・電話(912 320 320)で確認できます。

    El Diario de Madrid・10月31日

  2. 11月1日〜2日 日本人1人の死亡を確認、もう1人は安否の確認が続く

    日本の報道によると、2日、日本政府は亡くなった方の中に日本人1人が含まれていることを明らかにしました。乗客名簿にあった日本人2人のうち、もう1人とはまだ連絡が取れておらず、日本政府が情報を集めています。

    日本経済新聞・11月2日

  3. 11月2日 死者は少なくとも69人、うち66人の身元が判明

    報道によると、確認された死者は少なくとも69人(暫定)で、うち66人の身元が分かりました。行方が分からないという届け出は3件(オーストラリア人2人・日本人1人)が残っています。入院中の方は29人(うち集中治療9人)です。原因は調査中で、運輸相が3日に閣議へ報告する予定と報じられています。

    Infobae・11月2日

  4. — ここまでが11月2日時点 —
  5. 11月6日以降(予定) マドリード〜マラガ・セビリアに航空便の新規路線

    ウィズエアーが11月6日からマドリード〜マラガ、マドリード〜セビリアを各1日2往復で運航すると報じられています。イベリア航空などほかの航空会社も便を増やしています。グラナダ発着の新しい便は報じられていません。

    Moncloa.com・11月1日

  6. 11月14日(目標) 高速鉄道の運転再開は11月14日が目標

    スペイン政府は11月14日の運転再開を目標にしていると現地紙が報じています。約8kmにわたって線路上に残る事故車両の撤去と線路の修復の進み具合しだいで、確定した日付ではありません。

    101TV(Diario de Sevilla の報道)・10月30日

10月30日時点の最新情報

10月30日 更新

変化なし影響を受けた切符の無料での変更・払い戻しは続いており、グラナダの市内やアルハンブラ宮殿に影響が出たとの発表もありません。

  1. 10月29日〜30日 乗客名簿に日本人2人、連絡が取れず

    日本の報道によると、外務省は事故に遭った列車の乗客名簿に日本人2人の名前があることを確認し、30日時点で連絡が取れていないとして、安否の確認を続けています。

    日本経済新聞・10月29日/KSB瀬戸内海放送/ANN・10月30日

  2. 10月29日〜30日 高速列車の切符の販売停止、運転再開の見通しは示されず

    Adifは再開の見通しを示しておらず、事故車両の撤去と線路の確認が先になると報じられています。レンフェは12月13日分まで、イリョは11月末分まで、OUIGOは11月9日分まで販売を止めています(予約受付の区切りで、運休期間が決まったわけではありません)。

    El Español・10月29日/Andalucía Informa・10月30日

  3. 10月30日 死者は少なくとも69人に

    当局が確認した死者は少なくとも69人と報じられています。家族の行方が分からないという届け出が治安警備隊に60〜70件寄せられ(重複を含む可能性があります)、身元の確認が続いています。入院中の方は50人前後です(29日時点)。原因について運輸相は、安全システム(LZB)の停止後に管制が停止信号の区間で後続列車に運転再開を指示した可能性を説明していると報じられていますが、調査委員会の結論は出ていません。乗客とご家族の問い合わせ先はレンフェ 900 10 10 20(無料)です。

    Infobae・10月30日/elDiario.es・10月29日/レンフェ・10月29日

  4. 10月30日 在来線の臨時列車とバスで接続、長距離バスと航空の臨時便も

    在来線の臨時列車がマドリードとシウダー・レアル、プエルトリャノを結んでいます(通常より約1時間30分長い)。10月31日〜11月3日は道路の臨時便に切り替わり、マドリード〜シウダー・レアル間は約2時間30分です。長距離バスの増便と、イベリア航空のセビリア・マラガ便の臨時便もあり、空席は早めの確認が必要です。

    レンフェ・10月29日/Andalucía Informa・10月30日

  5. — ここまでが10月30日時点 —
  6. 11月3日以降(予定) レンフェの代替輸送の開始は延期

    30日に始めるとしていた代替輸送の計画は延期され、開始は早くても11月3日です。経路と時刻は改めて発表されます。

    Andalucía Informa・10月30日

2026年10月28日の朝、スペイン中部トレド県を走るマドリード〜アンダルシア間の高速鉄道で、高速列車2本が衝突する事故が起きました。多くの方が亡くなり、大勢の方が負傷しています。亡くなられた方に深く哀悼を捧げ、負傷された方々の回復をお祈りします。

この路線は、首都マドリードからコルドバ・セビリア・マラガ、そしてアルハンブラ宮殿のあるグラナダへ南下する高速鉄道の幹線です。この記事では、現地に滞在中の方、ご家族・ご友人が渡航中の方、そしてスペイン南部への旅を控えている方のために、いま分かっていることと確認先を整理します。救助や安否、運行に関する一次情報は現地当局・鉄道事業者・外務省・大使館の発信が正となります。

何が起きたか

事故は10月28日午前8時54分ごろ(現地時間)、トレド県のモラとオルガスの間(ウルダ、ロス・イェベネス付近)で起きました。現地の報道によると、停車していた民間高速鉄道イリョ(Iryo)の列車に、後続のレンフェ(スペイン国鉄)の高速列車AVEが追突し、複数の車両が脱線しました。2本の列車にはあわせて540人あまりが乗っていたと伝えられています。

カスティーリャ=ラ・マンチャ州政府は28日午後(現地時間)、死者が少なくとも64人に達したと発表しました(28日午後時点)。負傷者は80人前後と報じられ、うち15人前後が重篤とされています。日本の報道では当初「30人以上」と伝えられるなど、数字は発表の時刻と集計主体によって幅があり、いまも更新が続いています。

原因は調査中です。スペインの報道は、政府関係者の話として運行管理上の人為的なミスがあった可能性を伝えていますが、当局による公式な結論は出ていません。

日本人については、在スペイン日本国大使館によると、事故に巻き込まれたとの情報は入っていません(28日時点)。

影響が出ている交通

マドリードのアトーチャ駅。高い柱が並ぶ屋根の下に、白い高速列車が何本も並んで停まっている
マドリード・アトーチャ駅の高速列車ホーム(2012年10月・平常時)。アンダルシア方面の高速列車はこの駅を起点に南下する·Smiley.toerist / Wikimedia Commons·CC BY-SA 3.0

事故を受けて、Adif(スペイン鉄道インフラ管理機構)はマドリードとアンダルシアを結ぶ高速鉄道の運行を、追って通知があるまで止めています。運転再開の見通しは、28日時点で示されていません。

現地に滞在中の方・ご家族が渡航中の方へ

スペインに滞在中の方は、鉄道事業者と当局の案内に従い、運行の確認が取れるまで駅へ向かわずに予定を組み直してください。そのうえで、以下の窓口を控えておいてください。

これから渡航を予定している方へ

参考情報