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Travel Advisory

マチュピチュの玄関口、聖なる谷で山火事——ウルバンバ郡ヤナワラで1人死亡、周辺ホテルが避難、遺跡と列車の現況

ペルー南部、マチュピチュの玄関口にあたる聖なる谷(ウルバンバ渓谷)で、2026年10月2日(金)の朝から山火事が続いています。火元はクスコ州ウルバンバ郡ウルバンバ区のヤナワラ集落の背後にあたる山の斜面で、クスコ州の地域緊急オペレーションセンター(COER)によると、10月3日の時点で高齢の男性1人が亡くなり、2人が第2度のやけどを負ってクスコ地域病院に入院しています(容体は安定しているとされています)。煙は集落の家々にまで入り込み、火と煙が迫った聖なる谷の一部のホテルが避難しました。火は10月3日の時点でなお制圧されておらず、州当局はペルー空軍にヘリコプターと消火用航空機の派遣を要請しています。一方で、マチュピチュ遺跡そのものへの直接の被害は確認されておらず、遺跡の閉鎖やオリャンタイタンボ〜マチュピチュ間の列車の運休は、同日時点の報道では伝えられていません。この記事では、何が起きているか、影響が出ている範囲、滞在中・渡航予定の方の確認先を1本に整理します。一次情報はCOERクスコ、ペルー文化省、鉄道各社の公式発表が正となります。

何が起きたか

衛星から見た真色画像。褐色の乾いた山地に白い雲が点在し、画面右寄りに赤い小さな点の集まりと、そこから北へ流れる灰白色の煙の帯が写っている
10月2日、ウルバンバ郡ヤナワラ付近で検知された熱異常(赤い点)と、そこから流れる煙とみられる灰白色の帯。VIIRS(NOAA-20)真色画像に熱異常の検知点を重ねたもの·NASA Worldview·Public Domain

経過は次のとおりです(10月3日時点・現地報道がCOERクスコの説明として伝えた内容)。

影響が出ている地域・施設・交通

山の上から見下ろしたヤナワラの集落。緑のトウモロコシ畑の間に赤い瓦屋根の家々と石積みの塀、未舗装の道が通る
ウルバンバ郡ヤナワラの集落(平常時)。今回の火災は、この集落の背後にあたる山の斜面で起きている·GIAN CARLO / Wikimedia Commons·CC BY-SA 4.0

10月3日時点で伝えられている影響の範囲です。閉鎖や避難の範囲は火勢と当局の判断で短い予告のまま変わります。

現地に滞在中の方・ご家族が渡航中の方へ

これから渡航を予定している方へ

参考情報