11月3日時点の最新情報
変化なし人的被害は、亡くなった方1人・行方不明の方2人とする報道が11月1日の時点でも大勢で、行方不明の2人の捜索の結果はまだ伝えられていません。
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10月31日午後
バルトラ空港が運用を再開
サンタクルス郡のCOEの委員長を務めるファニー・ウリベ町長が、8時から12時まで止まっていた空港の運用を午後に再開したと発表しました。この時点では空港へ向かう道路は損傷のため閉じたままで、海路での移動が案内されていました。
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10月31日夜
サンタクルス島の電気が復旧
エクアドル環境・エネルギー省によると、電力会社ElecGalápagosの作業班が31日夜のうちに、市街地と農村部の両方で電気の供給を戻しました。大きく損傷した電柱4本を修理しています。
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11月1日
国立公園の見学地9か所への立ち入りを制限
ガラパゴス国立公園局は、安全の確認が済むまでの一時的な予防措置として、9か所への立ち入りを制限しています。サンタクルス島はエル・ガラパテロ海岸、ラス・グリエタス、プントゥード、エル・チャト、サン・クリストバル島はバケリソ、プンタ・カロラ、ロベリア、プエルト・チノの各海岸、イサベラ島は湿地帯(ロス・ウメダレス)です。再開の時期は示されていません。
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11月1日
空港へ向かう道路が通行管理つきで再開
サンタクルス島とイタバカ水道の船着き場を結ぶ道路が、通行を管理しながら再び通れるようになりました。バルトラ空港では民間便の発着が通常どおり続いています。
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11月1日
プエルト・アヨラで飲み水を配布
プエルト・アヨラでは、給水車や井戸、貯水を使って飲み水を配っています。取水施設(ラ・カミセタ)は電気が戻り、町が揚水の再開に向けて設備を確かめています。
- — ここまでが11月3日時点 —
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4日10時まで(予報)
諸島の広い範囲で非常に強い雨の予報
エクアドル国立気象水文研究所(INAMHI)は、11月1日16時から4日10時にかけて、諸島の広い範囲で非常に強い雨が降るとの予報を出しています。
エクアドル領ガラパゴス諸島で最も人口の多いサンタクルス島で、2026年10月30日(金)の夜から激しい雨が降り、沢があふれて高地の集落を中心に住宅の浸水や道路の寸断が起きています。救急・警察・消防の統合窓口であるECU 911と、サンタクルス郡の緊急オペレーション委員会(COE)によると、10月31日朝の時点でベジャビスタ地区で1人が亡くなり、ディビノ・ニーニョ地区で2人の行方が分かっていません。約80人が島内の避難所に身を寄せ、COEはサンタクルス郡に緊急事態を宣言しました。諸島の空の玄関口であるバルトラ島の空港は、31日の8時から12時まで運用を停止しています。この記事では、何が起きているか、影響が出ている範囲、滞在中・渡航予定の方の確認先を1本に整理します。一次情報はECU 911、サンタクルス郡のCOE、エクアドル国家リスク管理事務局(SGR)、ガラパゴス特別行政区政府評議会の発表が正となります。
何が起きたか
経過は次のとおりです(10月31日朝の時点・現地報道が各機関の発表として伝えた内容)。
- 発生。10月30日(金)の夜から31日にかけて、サンタクルス島に強い雨が降り続きました。島の高地を流れる沢があふれ、住宅への浸水と道路の冠水が相次いだと伝えられています(Diario Extra・Primicias 10月31日)
- 人的被害。ECU 911は、ベジャビスタ地区で1人が亡くなったことを確認しました。COEは、ディビノ・ニーニョ地区で2人が行方不明になっているとの暫定的な情報を出しています。亡くなった方の身元と負傷者の数は、10月31日朝の時点で明らかにされていません(El Comercio・Teleamazonas 10月31日)
- 避難。高地の地区から約80人が、避難所となったサンタクルスの屋内競技場(コリセオ)へ移りました。合わせて約500人を受け入れられる避難所2か所が開設されています。ガラパゴス国立公園局がゴムボート3艇を出し、消防・軍・国家警察・海軍とともに救助と移送にあたっています(El Comercio・Metro Ecuador 10月31日)
- 緊急事態の宣言と支援。COEはサンタクルス郡に緊急事態を宣言しました。国家リスク管理事務局(SGR)のカロリナ・ロサノ長官は、人道支援キット1,000セットを島へ送ると発表しています(El Universo・Diario Extra 10月31日)
影響が出ている地域・施設・交通

10月31日朝の時点で伝えられている影響の範囲です。通行止めや避難の範囲は、雨の降り方と当局の判断で短い予告のまま変わります。
- 浸水した地区。ベジャビスタ、サンタ・ロサ、アグアカタル、ミラマル、ディビノ・ニーニョ、ラ・カスカダの各地区で住宅への浸水が報告され、COEはエル・ボスケ、トマス・デ・ベルランガなどの地区でも住民への対応にあたっています。ミラマル地区では住宅1棟が倒壊しました(El Comercio・El Universo 10月31日)
- プエルト・アヨラと高地を結ぶ道路。COEは、プエルト・アヨラの民芸品市場(パルケ・アルテサナル)付近からベジャビスタまでの区間で通行に支障が出ているとして、プエルト・アヨラとベジャビスタの間の移動を控えるよう呼びかけています(El Comercio・Metro Ecuador 10月31日)。この道路は、バルトラ島の空港からイタバカ水道を渡ってプエルト・アヨラへ向かう幹線にあたります。Diario Extraは、沢の氾濫でこの「バルトラ道路」が冠水し、ベジャビスタと島の上部が孤立したと伝えています(Diario Extra 10月31日)
- 停電。高地では電柱が倒れ、電気の供給が止まった地域があります(Metro Ecuador・El Comercio 10月31日)
- バルトラ空港(ガラパゴス・エコロジカル空港)。航空当局の指示により、10月31日の8時から12時まで運用を停止しました。同日の8時から13時にグアヤキルを出発してバルトラへ向かう便が少なくとも5便(LATAM・Avianca)予定されていたと報じられています。振り替えの扱いは同日朝の時点で伝えられていません(El Universo 10月31日・Primicias 10月31日)
現地に滞在中の方・ご家族が渡航中の方へ
- COEの呼びかけに従い、プエルト・アヨラとベジャビスタの間の移動を控えてください。あふれた沢や冠水した道路には近づかず、車でも徒歩でも水の中を渡らないでください。宿泊先から避難の指示があった場合は、荷物より行動を優先し、指示された経路で移動してください
- 空港へ向かう日程の方は、航空会社の運航案内と宿泊先・旅行会社の案内を先に確認してください。港までの道路の通行が戻っているかどうかで、出発の時刻や経路が変わる可能性があります
- 緊急番号は911です(警察・消防・救急を統合したECU 911)。COEは、911は緊急時に限って使うよう呼びかけています。受診の入口や医療費の考え方は海外で体調を崩したら(エクアドルの節)にまとめています
- 管轄の在外公館は在エクアドル日本国大使館(キト・電話 +593-2-227-8700)です。ガラパゴス諸島も同大使館の管轄です。滞在中の方は、たびレジ(3か月未満)または在留届の登録を済ませておくと、緊急時の情報配信の経路になります。公館の所在地と連絡先は日本大使館・領事館の一覧(エクアドルの節)を参照してください
- ご家族が現地に滞在中の方は、高地で停電が起きていることを踏まえ、連絡が取れない時間があっても慌てず、宿泊先や旅行会社を通じて安否を確かめてください。船で島を巡るクルーズに参加している場合は、運航会社が連絡の窓口になります
- 旅先で災害に遭ったときの行動の順と、大使館・保険・旅行会社の役割分担、旅程の組み替えと費用の扱いは海外で被災したときはにまとめています
これから渡航を予定している方へ

ガラパゴスへの空路の多くはバルトラ島の空港に着き、サンタクルス島のプエルト・アヨラが島めぐりや宿泊の拠点になります。今回の豪雨は、この空港と拠点の町を結ぶ経路にかかっています。
- 出発前と到着時の確認先は、ECU 911とサンタクルス郡のCOE、ガラパゴス特別行政区政府評議会の発表、利用する航空会社の運航案内です。道路の通行再開や緊急事態の解除は、これらの発表で告知されます
- ツアーやクルーズで訪れる場合——空港到着後の移動や、サンタクルス島の高地(ゾウガメの見られる牧場や溶岩トンネルなど)を訪れる日程は、経路の組み替えや見学先の変更が入る可能性があります。旅行会社からの連絡を待つだけでなく、出発の数日前に確定行程を確認してください
- 個人で手配している場合——プエルト・アヨラの宿には到着日の受け入れと空港からの移動手段を直接確認し、航空券は出発前日に運航状況を見直してください
- あわせて外務省海外安全ホームページのエクアドルのページを確認してください
参考情報
- Inundaciones en Galápagos dejan un muerto y dos desaparecidos(El Comercio・2026年10月31日・ECU 911の死者確認・COEの行方不明情報と緊急事態宣言・約80人の避難・住宅倒壊・停電・移動自粛の呼びかけ)
- Galápagos, en emergencia por lluvias: un muerto, dos desaparecidos y familias evacuadas(Teleamazonas・2026年10月31日・被害地区・避難所・救助体制)
- Intensas lluvias dejan un fallecido, dos desaparecidos y evacuaciones en Galápagos(Metro Ecuador・2026年10月31日・ガラパゴス特別行政区政府評議会の発表・道路の支障区間)
- Santa Cruz en emergencia: intensa lluvia inunda barrios y obliga a evacuar viviendas(El Universo・2026年10月31日・浸水した地区・避難所)
- La isla Santa Cruz es declarada en emergencia por las inundaciones en Galápagos(Diario Extra・2026年10月31日・沢の氾濫とバルトラ道路の冠水・SGR長官の発表)
- Aeropuerto de Baltra suspende operaciones durante cuatro horas por fuertes lluvias en Santa Cruz(El Universo・2026年10月31日・航空当局の指示による8時〜12時の運用停止)
- Emergencia por El Niño en Galápagos: Santa Cruz amanece bajo el agua y el aeropuerto de Baltra suspende operaciones(Primicias・2026年10月31日・雨の始まりと空港の運用停止)
- 外務省 海外安全ホームページ エクアドル 安全対策基礎データ
- たびレジ(外務省 海外旅行登録)
- 在エクアドル日本国大使館(管轄:ガラパゴス諸島を含むエクアドル全土)