11月2日時点の最新情報
変化なし亡くなった方3人・けがをした方5人という県知事の発表から人数は変わっておらず、崩落現場周辺の立入規制が続く一方で、カッパドキア全域やギョレメ野外博物館全体を閉鎖するという発表は11月2日時点で出ていません。
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10月30日
崩落現場の周りで、落ちるおそれのある岩の撤去が行われた
AFAD(災害緊急事態対策庁)、カッパドキア地域管理局、ジャンダルマ(憲兵)が、崩落現場の周辺で危険と判断した奇岩と岩のかたまりを、重機を使って管理された形で取り除きました。作業中は周辺で広く安全対策がとられました。
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10月30日
地質の専門家らが、一時的な立入停止と岩窟の個別点検を提言
イスタンブール工科大学の地質工学科長は、状態が落ち着くまで観光客の立ち入りを一時的に止めるべきだとの考えを示しました。別の専門家は、住居として掘られた岩窟を一つずつ評価し、修復すべきだとしています。
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10月30日
県が行政調査を行うと発表
ネヴシェヒル県のキョク知事は、検察による司法の捜査とは別に、県として行政調査を行うと発表しました。
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10月31日
検察が鑑定人5人を任命
ネヴシェヒル主席検察庁は、崩落の技術的な原因と、過失の有無、自然災害としての側面を調べるため、5人の鑑定人を任命しました。
トルコ中部カッパドキアのギョレメで、10月29日の午後、ギョレメ野外博物館の入口付近にある奇岩(妖精の煙突と呼ばれる凝灰岩の岩柱)の一部が崩れ、居合わせた人が巻き込まれました。この記事では、何が起きたか、立入規制と交通・観光への影響、現地に滞在中の方とこれから訪れる方が確認しておきたいことを整理します。
何が起きたか

崩落は10月29日の15時15分ごろ(現地時間)、ネヴシェヒル県ギョレメのギョレメ野外博物館の入口付近、駐車場側で起きました。この日はトルコの共和国記念日の祝日にあたります。ネヴシェヒル県のヒュセイン・キョク知事は、強い雨の後に地すべりが起き、続いて浸食の進んだ岩が奇岩とともに崩れたとの見方を示しています。
キョク知事によると、亡くなったのは3人(トルコ国籍2人、外国籍1人)で、5人がけがをして病院へ運ばれました。報道によると外国籍の1人はフランス国籍の旅行者で、けがをした5人のうち4人は29日のうちに退院し、1人が治療を続けています(10月29日夜時点)。邦人が被害に遭ったとの報道は、10月31日時点で確認できていません。
捜索・救助活動は29日夜までに終わったと、内務相とキョク知事が発表しています。法相によると、ネヴシェヒル主席検察庁が捜査を始めています。
影響が出ている地域・施設・交通
- 崩落の現場周辺は立入規制が続いています。キョク知事は、規制は崩落の起きた狭い範囲に限られるとしており、規制線の内側には入らないよう求めています(10月29日の報道)
- カッパドキア全域やギョレメの観光地全体を閉鎖するという発表は出ていません(同上)。ギョレメ野外博物館の入口付近が現場のため、入場の動線や開館状況が変わっている可能性があります。10月31日時点で、博物館本体の開館状況についての文化観光省の発表は確認できていません
- 熱気球ツアーは、雨と風のため10月28日と29日がいずれも欠航となりました。運航の可否は、民間航空総局(SHGM)ネヴシェヒル調整局が気象予報と当日の風・雨の観測をもとに日ごとに判断しています
現地に滞在中の方・ご家族が渡航中の方へ
- 規制線の内側や、立入禁止の表示のある場所には入らないでください。博物館や周辺の見学では、係員と警察・ジャンダルマ(憲兵)の指示に従ってください
- 雨の最中や直後は、岩壁や奇岩の真下、崖際の道で立ち止まらないでください。谷沿いのハイキングは、天候が落ち着き、ガイドや宿で道の状態を確かめてからにしてください
- 緊急番号は警察・救急・消防とも112です。受診の入口や医療費の考え方は海外で体調を崩したら(トルコの節)にまとめています
- カッパドキアを管轄する在外公館は在トルコ日本国大使館(アンカラ・Resit Galip Cad. No.81, G.O.P. Cankaya、電話 +90-312-446-0500)です。滞在中の方は、たびレジ(3か月未満)または在留届の登録を済ませておくと、緊急時の情報配信の経路になります。所在地と連絡先は日本大使館・領事館の一覧(トルコの節)で確認してください
- ご家族が現地に滞在中の方は、宿泊先やツアー会社を通じて安否を確かめてください
- 旅先で災害に遭ったときの行動の順と、大使館・保険・旅行会社の役割分担、旅程の組み替えと費用の扱いは海外で被災したときはにまとめています
これから渡航を予定している方へ
- 出発前と到着時の確認先は、トルコ文化観光省の博物館案内(ギョレメ野外博物館の開館状況)、ネヴシェヒル県の発表、利用する旅行会社の案内です。現場周辺の規制がいつ解かれるかは、10月31日時点で示されていません
- ツアーで訪れる場合——ギョレメ野外博物館を含む行程は、入場の可否や動線によって見学場所の差し替えや順番の変更が起きることがあります。催行の可否と行程の変更は旅行会社に確認してください
- 熱気球を予定している場合——運航は当日の朝に天候で決まり、欠航は珍しくありません。滞在中に予備日を1日以上とっておくと、振替の余地が残ります。欠航時の振替や返金の扱いは、予約した熱気球会社か旅行会社に確認してください
- あわせて外務省海外安全ホームページのトルコのページと在トルコ日本国大使館の安全情報を確認し、渡航前にたびレジへ登録しておくと安心です
参考情報
- Kapadokya'da peribacası çöktü: 3 ölü, 5 yaralı(Hürriyet・2026年10月29日・県知事と内務相・法相の発表)
- Kapadokya’da peribacası çöktü(Hürriyet・2026年10月30日・死傷者の内訳)
- Kapadokya’da peribacası nerede çöktü? Göreme’de son durum ve ziyaret bilgileri(Haber Gazetesi・2026年10月29日・立入規制の範囲)
- Rock spire collapse kills 3 in Turkey’s Cappadocia(AFP/Kuwait Times・2026年10月29日)
- Three dead, five injured in rock collapse at Turkey's Cappadocia tourist site(Gulf News・2026年10月29日)
- Kapadokya'da sıcak hava balon turları yarın da hava koşulları nedeniyle iptal edildi(haberler.com・2026年10月28日・SHGMネヴシェヒル調整局の判断)
- 外務省 海外安全ホームページ トルコ(安全対策基礎データ)
- たびレジ(外務省・海外旅行登録)
- 在トルコ日本国大使館